「映画でもバスケの熱気を感じたい」
「ルールは詳しくないけどバスケを楽しみたい」
NBA本場の迫力を描く洋画から、胸が熱くなる邦画・アニメまで、バスケ映画には隠れた名作がたくさんあります。
この記事では、初心者でも楽しめるおすすめバスケ映画20選を厳選して紹介します。あなたの気分にぴったりの一本を見つけて、バスケの世界を120%楽しみましょう。
【洋画】おすすめのバスケ映画10選
洋画のバスケ映画は、本場NBAの迫力あるプレーや、実在のスター選手が登場するリアリティが魅力です。
ここでは、バスケ初心者でも楽しめる洋画の名作を紹介します。
- コーチ・カーター
- スペース・プレイヤーズ
- ハッスル
- グローリー・ロード
- AIR/エア
- アンクル・ドリュー
- ラスト・ゲーム
- リバウンド
- ロスト・キッズ
- ハード・プレイ
コーチ・カーター
あらすじ:
犯罪や貧困が多い地区の高校バスケ部に、OBであるカーターがコーチとして赴任します。彼は部員たちと「学業で一定の成績を残さなければ試合に出さない」という契約を交わし、規律と教育の重要性を説きます。連勝街道を突き進むチームでしたが、成績不振を理由に体育館を閉鎖するという衝撃の行動に出ます。
主なキャスト:
サミュエル・L・ジャクソン、チャニング・テイタム
注目ポイント:
実話を基にしたストーリーで、「勝利よりも大切なもの」を教える教育ドラマとして非常に評価が高い作品です。
スペース・プレイヤーズ
あらすじ:
NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズが、AIの支配するバーチャル・ワールドに息子と共に吸い込まれてしまいます。息子を取り戻す条件は、AIが率いる最強チームにバスケで勝つこと。レブロンはルーニー・テューンズのキャラクターたちとドリームチームを結成し、決戦に挑みます。
主なキャスト:
レブロン・ジェームズ、ドン・チードル
注目ポイント:
実写とアニメが融合した映像美と、現役NBAキングのレブロンが本人役で主演している点が最大の魅力です。
ハッスル
あらすじ:
運に見放されたバスケのスカウトマンが、スペインのストリートで類まれな才能を持つ無名の選手を発見します。チームの許可を得ずに彼をアメリカへ連れ帰り、NBAドラフトへの指名を目指して二人三脚で過酷なトレーニングと試練に挑みます。
主なキャスト:
アダム・サンドラー、フアンチョ・エルナンゴメス
注目ポイント:
現役NBA選手が多数出演しており、スカウト活動やドラフトの裏側など、現代NBAのリアルな世界観を楽しめます。
グローリー・ロード
あらすじ:
1966年、人種差別が色濃く残るテキサス・ウェスタン大学のバスケ部監督ハスキンズは、優秀な黒人選手を積極的にスカウトします。周囲からの激しいバッシングや妨害を受けながらも、チームは結束し、NCAAトーナメントで快進撃を続けます。
主なキャスト:
ジョシュ・ルーカス、デレク・ルーク
注目ポイント:
史上初めて先発全員を黒人選手で構成して全米優勝を果たした、歴史を変えた感動の実話です。
AIR/エア
あらすじ:
1984年、ナイキのバスケットボール部門は業績不振で存続の危機にありました。社員のソニーは、当時まだNBAデビュー前の新人マイケル・ジョーダンにすべてを賭けることを決意。他社との熾烈な争奪戦の中、常識破りの契約交渉に挑みます。
主なキャスト:
マット・デイモン、ベン・アフレック
注目ポイント:
伝説のシューズ「エア・ジョーダン」がいかにして誕生したかを描いた、ビジネスマンにも響く情熱的なドラマです。
アンクル・ドリュー
あらすじ:
ストリートバスケの聖地ラッカー・パークで開催される大会での優勝を目指す青年が、伝説のバスケ選手だった老人ドリューと出会います。ドリューはかつての仲間(全員老人)を集め、若者たちを相手にスーパープレイを連発します。
主なキャスト:
カイリー・アービング、シャキール・オニール
注目ポイント:
現役スターのカイリー・アービングが特殊メイクでお爺さんになりきるという設定の面白さと、神業のようなハンドリング技術は必見です。
ラスト・ゲーム
あらすじ:
刑務所に服役中の男ジェイクは、高校バスケ界No.1プレイヤーである息子ジーザスを、知事の出身大学へ進学させるよう説得すれば減刑するという取引を持ちかけられます。一時出所したジェイクは息子との再会を果たしますが、深い確執が二人を隔てていました。
主なキャスト:
デンゼル・ワシントン、レイ・アレン
注目ポイント:
NBA屈指の名手レイ・アレンが息子役を好演しており、親子の絆とバスケビジネスの光と影を鋭く描いています。
リバウンド
あらすじ:
かつての名選手だったがスランプに陥ったコーチが、廃部寸前の高校バスケ部に赴任します。集まった部員はたったの6人。交代選手もままならない弱小チームが、数々の困難を乗り越えて全国大会決勝へと勝ち進んでいく奇跡を描きます。
主なキャスト:
アン・ジェホン、イ・シニョン
注目ポイント:
2012年に韓国で実際に起きた奇跡の実話を基にしており、コミカルかつ熱い展開に胸が打たれます。
ロスト・キッズ
あらすじ:
孤児院で暮らす少年カルビンは、ある日「MJ」と書かれた古いバスケットシューズを手に入れます。その靴を履くと、まるでマイケル・ジョーダンのようなスーパープレイができるようになり、ひょんなことからNBAチームに入団することになります。
主なキャスト:
バウ・ワウ、モリス・チェストナット
注目ポイント:
子どもがプロの世界で活躍するという夢のようなストーリーで、家族みんなで安心して楽しめるファンタジー作品です。
ハード・プレイ
あらすじ:
バスケ賭博で生計を立てている白人のビリーと、口が達者な黒人のシドニー。最初は敵対していた二人が、互いの才能を認め合いコンビを結成します。ストリートバスケの賭け試合で稼ぎながら、それぞれの夢や借金返済のために奮闘するバディ・ムービーです。
主なキャスト:
ウェズリー・スナイプス、ウディ・ハレルソン
注目ポイント:
90年代の名作で、ストリートバスケのカルチャーやトラッシュトーク(挑発)の面白さが詰まったスタイリッシュな一本です。
【邦画・アニメ】おすすめのバスケ映画10選
邦画やアニメのバスケ映画は、部活動特有の熱さや仲間との絆を描いた作品が多く、共感しやすいのが特徴です。
- THE FIRST SLAM DUNK
- BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち
- 走れ!T校バスケット部
- 劇場版 黒子のバスケ LAST GAME
- 春待つ僕ら
- フライング ラビッツ
- ブザー・ビート(劇場版・関連作)
- スラムダンク(旧劇場版)
- ディア・ボーイズ
- あひるの空
THE FIRST SLAM DUNK
あらすじ:
インターハイにて、絶対王者・山王工業高校に挑む湘北高校バスケ部。司令塔である宮城リョータの過去や内面を軸に、チームメイトたちの想いが交錯します。伝説の試合の行方と、彼らが痛み乗り越えていく姿を描きます。
主なキャスト(声優):
仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太
注目ポイント:
原作者・井上雄彦が監督を務め、まるで本物の試合を観戦しているような臨場感と、新たな視点で描かれる物語に世界中が熱狂しました。
BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち
あらすじ:
2023年のFIBAバスケットボールワールドカップで、アジア1位となりパリ五輪出場権を獲得したバスケットボール男子日本代表「アカツキジャパン」。その激闘の裏側に密着したドキュメンタリーです。
主なキャスト:
トム・ホーバス、渡・雄太、比江島慎、河村勇輝、富永啓生
注目ポイント:
ロッカールームでのトム・ホーバスHCの檄や、選手たちの苦悩と歓喜の瞬間を捉えた貴重な映像は、バスケファンならずとも涙なしでは見られません。
走れ!T校バスケット部
あらすじ:
強豪校でいじめにあい、バスケを諦めかけた主人公・田所陽一。転校先の多田野高校(通称T校)で、個性豊かな仲間たちに誘われてバスケ部に入部します。弱小チームが練習を通じて絆を深め、全国大会を目指して成長していく青春ストーリーです。
主なキャスト:
志尊淳、佐野勇斗、早見あかり
注目ポイント:
挫折からの再起と友情という王道のテーマを描いており、見終わった後に爽やかな気持ちになれる作品です。
劇場版 黒子のバスケ LAST GAME
あらすじ:
アメリカから来日したストリートバスケチーム「Jabberwock」が、日本のチームを圧倒し侮辱します。それに激怒したリコのカントク・景虎は、黒子テツヤや火神大我、「キセキの世代」を集めたドリームチーム「VORPAL SWORDS」を結成し、リベンジマッチを挑みます。
主なキャスト(声優):
小野賢章、小野友樹、神谷浩史
注目ポイント:
原作の続編にあたるエピソードで、最強のメンバーがタッグを組む夢の共演と、アニメならではの派手なスキルが見どころです。
春待つ僕ら
あらすじ:
高校入学を機に「脱ぼっち」を目指す美月は、バスケ部のイケメン四天王と偶然知り合います。彼らのバスケに対する真剣な姿に触れるうち、美月も自分を変えようと努力し始め、次第に彼らと心を通わせていきます。
主なキャスト:
土屋太鳳、北村匠海、小関裕太
注目ポイント:
バスケットボールと恋愛の両方を描いた青春映画で、スポーツに打ち込む姿のかっこよさが際立っています。
フライング ラビッツ
あらすじ:
キャビンアテンダントに憧れてJALに入社した早瀬ゆかりは、手違いで会社の女子バスケ部「JALラビッツ」に入部させられてしまいます。厳しい練習と業務の両立に悩みながらも、チームメイトとの絆を深め、選手として自覚を持っていく姿を描きます。
主なキャスト:
石原さとみ、真木よう子
注目ポイント:
実在したチームをモデルにしており、仕事とスポーツを両立させて頑張る主人公の姿に元気をもらえるお仕事ムービーです。
ブザー・ビート(ドラマ関連)
あらすじ:
プロバスケットボールチームに所属する直輝は、プレッシャーに弱く実力を発揮できずにいました。ある日、プロバイオリニストを目指す莉子と出会い、互いに夢を追いかけながら惹かれ合っていきます。
主なキャスト:
山下智久、北川景子
注目ポイント:
※こちらは映画ではなくドラマですが、プロリーグ(当時のBJリーグ等)の世界観や恋愛を描いた名作として、バスケ作品を語る上で外せない一本です。
スラムダンク(旧劇場版)
あらすじ:
90年代に公開されたアニメ映画シリーズです。桜木花道がバスケ部に入部した直後の練習試合や、原作では描かれていないライバル校との激闘など、オリジナルストーリーが展開されます。
主なキャスト(声優):
草尾毅、平松晶子、梁田清之
注目ポイント:
『THE FIRST SLAM DUNK』とは異なる声優陣やタッチで、コミカルで勢いのあった当時のテレビアニメの雰囲気をそのまま楽しめます。
DEAR BOYS
あらすじ:
暴力事件で部員が減り、廃部寸前だった瑞穂高校バスケ部。そこに、名門校の元エース・哀川和彦が転校してきます。彼の情熱に触発された残りの部員たちは再びバスケへの熱を取り戻し、インターハイ出場を目指します。
主なキャスト(声優):
喜安浩平、小西克幸
注目ポイント:
メンバー5人で戦い抜くギリギリの緊張感と、スピード感あふれる試合描写が魅力のアニメ作品です。
あひるの空
あらすじ:
身長149cmの車谷空は、母親との約束である「高校最初の大会で優勝」を果たすため、九頭龍高校バスケ部に入部します。しかしそこは不良の巣窟でした。空はひたむきな情熱と3ポイントシュートを武器に、不良たちをバスケの世界へと引き込んでいきます。
主なキャスト(声優):
梶裕貴、内田雄馬、小西克幸
注目ポイント:
「身長差」という圧倒的なハンデを技術と努力でカバーする姿や、リアルな部活動の厳しさが描かれています。
まとめ:お気に入りのバスケ映画を見つけよう
バスケ映画は、試合の興奮だけでなく、人生の教訓や感動を与えてくれる素晴らしいエンターテインメントです。洋画のリアリティを楽しむもよし、邦画・アニメの青春ドラマに涙するもよし。
ぜひこの記事を参考に、今の気分に合った最高の一本を見つけてください。映画を観終わった頃には、きっとバスケットボールがもっと好きになっているはずです。
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