・バッシュのサイズ、どう選べばいいのだろう
・買ったバッシュが足に合わなくて痛い
このようなお悩みはありませんか。
バッシュのサイズ選びは、プレー中のパフォーマンスやケガの予防に直結します。
足の正しい測り方を知り、試着のポイントを押さえれば、自分に合った1足が見つかるでしょう。
この記事では、バッシュのサイズ選びで悩んでいる方へ向けて、正しい足の測り方や試着のコツ、ブランドごとのサイズ感の違いについて解説します。
成長期のこどものバッシュ選びについても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
バッシュのサイズ選びでは、以下の2点を理解しておく必要があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
バッシュの適正サイズは、自分の足長(そくちょう)に5〜10mmを足した長さが基本です。
足長(そくちょう)とは、かかとの端からもっとも長い指の先端までの長さのこと
この5〜10mmの余裕を「捨て寸(すてすん)」と呼びます。
バスケでは、ジャンプの着地や急停止のたびに足がシューズの中で前方にずれます。
捨て寸がないと、指先がシューズの先端に押しつけられ、爪が割れたり指を痛めたりする原因になります。
ただし、捨て寸は10mmを超えないようにしましょう。
余裕がありすぎると、シューズの中で足が動きすぎてしまい、踏ん張りがきかなくなります。
足長が25.0cmの場合、バッシュのサイズは25.5〜26.0cmが目安です。
左右の足でサイズが異なる場合は、大きいほうの足に合わせて選ぶのが基本になります。
サイズが合っていないバッシュを履き続けると、ケガやパフォーマンス低下につながります。
大きすぎるバッシュのリスクは以下の通りです。
一方、小さすぎるバッシュにも問題があります。
バッシュは「少し大きめなら大丈夫」と考えがちですが、大きすぎるサイズはケガのリスクを高めます。
自分の足にフィットするサイズを選ぶことが大切です。
バッシュのサイズを正しく選ぶには、自分の足のサイズを正確に把握する必要があります。
足のサイズには「足長」と「足幅・足囲」の2つがあります。
それぞれのサイズの測り方を詳しく解説します。
足長とは、かかとの端からもっとも長い指の先端までの長さです。
以下の手順で測定できます。
測るときのポイントは3つあります。
アシックスの公式サイトでは、無料でダウンロードできるスケールシートも提供されています。
定規での測定が難しい場合は、活用してみてください。
足幅とは、親指の付け根のもっとも出っ張った部分から、小指の付け根のもっとも出っ張った部分までの直線距離です。
足囲(そくい)は、足幅を測定する2点をメジャーでぐるりと巻いて測った周囲の長さを指します。
測り方は以下の通りです。
足囲の数値は、バッシュのワイズ(幅の規格)選びに直結します。
JIS規格では、足囲をもとにE・2E・3E・4Eなどのワイズが決まります。
自分の足囲を知っておくと、ブランドやモデルごとのワイズ表記と照らし合わせて選べるようになります。
足のサイズを測ったあとは、実際にバッシュを試着して最終確認を行います。
ここでは、試着時に押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
バッシュの試着は、できるだけ夕方に行いましょう。
足は1日の中でむくみによってサイズが変化し、夕方がもっとも大きくなります。
朝と夕方で足長が5mm前後変わる人もいます。
朝にぴったりだったバッシュが、夕方の練習では窮屈に感じるケースは少なくありません。
練習や試合は夕方以降に行われる場合が多いため、足がもっとも大きい状態でフィットするサイズを選ぶのが合理的です。
バッシュを履いたら、まずかかとをトントンと床に軽く打ちつけて、かかと側をしっかりフィットさせます。
そのうえで、つま先側の余裕を確認します。
確認方法は以下の通りです。
つま先に余裕がまったくない状態は小さすぎるサインです。
逆に、指1本以上の隙間がある場合は大きすぎます。
横幅はぴったり、縦は指を伸ばした状態で指1本分の余裕が目安と覚えておきましょう。
試着のとき、普段の薄い靴下で履いてしまうとサイズを見誤ります。
バスケ用の厚手のソックスを持参して試着しましょう。
バスケ用ソックスは一般的な靴下よりも厚みがあり、その分だけ足のサイズが大きくなります。
薄い靴下でちょうどよかったバッシュが、バスケ用ソックスに替えるとキツくなるという失敗はよくある話です。
試着時にバスケ用ソックスがない場合は、店舗スタッフに貸し出し用がないか聞いてみてください。
バッシュは立った状態だけでなく、実際の動きの中でフィット感を確認するのが大切です。
店内で許可を得たうえで、以下の動きを試してみましょう。
立っているときはフィットしていても、動くと足が前にずれたり、かかとが浮いたりする場合があります。
動いたときにかかとが浮くバッシュはサイズが合っていない可能性が高いため、別のサイズやモデルを試しましょう。
バッシュはブランドによって足型やサイズ感が異なります。
同じ26.0cmでも、ブランドが違えばフィット感は変わるのです。
ここでは、主要3ブランドのサイズ感の特徴を紹介します。
アシックスは日本人の足型に合わせた設計が特徴です。
日本人に多い幅広・甲高の足にフィットしやすいモデルが多く、はじめてバッシュを買う方にも選びやすいブランドといえます。
サイズ表記はcmで統一されており、普段の靴と近い感覚でサイズを選べます。
足幅については、以下の3種類が展開されています。
同じモデルでも複数の足幅から選べるため、自分の足囲に合ったワイズを選びやすいのがメリットです。
ナイキは欧米人の足型をベースに設計されています。
そのため、日本人の足には細身でタイトに感じるモデルが多い傾向にあります。
サイズ表記はUS(アメリカ)サイズが主流で、日本サイズ(cm)への換算が必要です。
店頭であればシューズのタグにJPサイズも記載されていますが、オンラインで購入する場合はサイズ換算表を確認しましょう。
ナイキのバッシュを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
アンダーアーマーのサイズ感はナイキに近く、やや細身です。
日本ブランドと比べると、幅がやや狭く足長もわずかに短めに感じる場合があります。
足幅が標準〜やや細めの方にはフィットしやすいブランドです。
幅広の足の場合は、アシックスのワイドモデルのほうが合いやすいでしょう。
アンダーアーマーを選ぶ場合も、0.5cm刻みで複数サイズを試着するのがおすすめです。
足幅が広い方や甲が高い方は、足長だけでサイズを選ぶと失敗しやすくなります。
足幅に合った選び方を知っておきましょう。
日本のシューズにはJIS規格にもとづく足幅のサイズ規格があります。
バッシュのワイズは、E・2E・3E・4Eの4段階で表記されるのが一般的です。
| ワイズ | 足幅の目安 |
|---|---|
| E | 細め |
| 2E | 標準 |
| 3E | やや広め |
| 4E | 広め |
数字が大きくなるほど足幅が広いつくりになっています。
幅広の足の方が2Eのバッシュを無理に履くと、小指の付け根が当たって痛みが出やすいです。
自分の足囲を測定し、メーカーのサイズ表と照らし合わせてワイズを確認しましょう。
幅広・甲高の足に合うバッシュを探している場合、アシックスのWIDEまたはEXTRA WIDEモデルが選択肢になります。
アシックスは同じモデルでSTANDARD・WIDE・EXTRA WIDEの3種類を展開しているため、足長はそのままでワイズだけ広げられます。
ナイキの場合は、一部モデルでワイドサイズが用意されていますが、展開数はアシックスより少なめです。
幅広の足でバッシュ選びに悩んでいる場合は、まずアシックスのワイドモデルから試してみるのが効率的です。
足幅に合ったバッシュを選ぶと、横方向のホールド感が安定し、カットインやディフェンスの切り返しで踏ん張りやすくなります。
成長期のこどもにバッシュを買う場合、サイズ選びで特に気をつけたいポイントが2つあります。
「すぐに足が大きくなるから、1サイズ大きめを買おう」と考える保護者の方は多いです。
しかし、大きすぎるバッシュは子供のケガのリスクを大きく高めます。
大きいバッシュを履くと、以下の問題が起こります。
小学生・中学生は、バスケの基本動作を身につける大切な時期です。
足に合わないバッシュでは正しい動きが習得できません。
多少買い替えの頻度が増えたとしても、足にフィットするサイズを選びましょう。
成長期の足のサイズ変化に対応するには、インソール(中敷き)を活用する方法があります。
購入時にぴったりのサイズを選び、厚めのインソールを入れておきます。
足が成長してきたら、インソールを薄いものに交換するか、取り外すことで対応できます。
この方法であれば、0.5cm程度の成長には買い替えなしで調整が可能です。
インソールはバッシュのフィット感だけでなく、クッション性や足裏のアーチサポートにも影響します。
純正のインソールで合わない場合は、スポーツ用品店でバスケ向けのインソールを相談してみてください。
バッシュのサイズ選びは、パフォーマンスとケガの予防に直結する大切なポイントです。
サイズ選びの基本をおさらいすると、以下の通りです。
バッシュは「測る→試す→動く」の順で確認するのが失敗しない選び方です。
自分の足にフィットした1足を見つけて、バスケをもっと楽しんでください。