あなたはYouTubeをご覧になられますか?今や誰もが各々の目的でYouTubeを観る時代、あなたの身近な人でさえも動画投稿をしているかもしれません。
投稿者はカテゴリ分けされることが多く、〇〇系YouTuberなどと括られることが多いです。バスケットボール系YouTuberも多く存在しています。
そんなYouTubeの草創期である2012年(誰もYouTubeなんてピンと来なかった時代)から動画の投稿をはじめ、現在(2024年)時点で1500万人ものチャンネル登録者数を誇る「はじめしゃちょー」のことを、ご存知でしょうか?
※チャンネルを複数持っているので、総数はもっと多いかと・・・恐ろしいですね
小学生からバスケをはじめ、高校時代までバスケットボール部に所属し、バスケに明け暮れていた過去を持つはじめしゃちょーが投稿する、バスケ関連の動画をご紹介していきたいと思います。
はじめしゃちょーのプロフィール
まずは簡単にはじめしゃちょーのプロフィールを紹介いたします。
出身は富山県、1993年2月14日生まれで、現在は個人事務所であるハジメーン株式会社を経営しながらUUUM所属クリエイターとして活動をされています。
小学生でバスケをはじめ、高校時代までバスケットボール部に所属(身長186センチ)。その後、静岡大学教育学部へ進学し、在学中にYouTubeへの動画投稿を開始しました。YouTubeを日本人のほとんどの人が知らない2012年3月のことです。
初めて投稿した動画の再生数は12回だったそうです。
2014年4月にUUUMへの所属を発表し、2015年にはYouTube JapanのテレビCM「好きなことで、生きていく」に出演。当時、この広告は他の媒体でも多数取り上げられました。大阪梅田駅で大きな広告が掲載されていたのは鮮明に記憶に残っています。
教育実習の日程と、テレビCMの撮影日が重なったことで、「人生一度きりだからおもしろい方に行こう」と2016年3月に静岡大学教育学部を卒業し、動画の世界で生きていくことを決めました。
マルチクリエイター型YouTuber
YouTuberは専門分野で配信されている方が多いので、〇〇系YouTuberとカテゴリ分けされることが多いのですが、はじめしゃちょーはマルチクリエイター型YouTuberとして、多種多様なネタを持って動画を投稿されています。常にネタを考え、視聴者を引き付ける動画を配信されています。
同カテゴリの配信者としてはHIKAKINなど草創期から活躍されているYouTuberがマルチクリエイター型を現在でも実践されていますが、個人的な意見として、マルチクリエイター型は一番難しいと思います。
専門分野の方が、その範囲で狭く、深く配信する流れになると思うのでネタに迷いが生じづらいと思うのですが、マルチであれば広く、でも深くやっていかなければ視聴率は稼げない。そう考えると、はじめしゃちょーからはプロフェッショナルを感じずにはいられません。
2024年10月6日に投稿された動画「100万円で日本の最北端からタクシーで移動したらどこまで行けるの?」についても、思いつきそうで思いつかないし、誰もやらないし、やれない。そんなネタを準備して配信されています。
動画の途中では、はじめしゃちょーのお家(事務所?)がある静岡県静岡市も立ち寄っています。100万円でそもそも静岡県を越えると思っていなかった・・・衝撃の結末、ぜひご覧ください。
※この動画は、はじめしゃちょーがYouTubeをはじめてから最も撮影時間が長い動画になったそうです
はじめしゃちょーのバスケネタ動画
そんなはじめしゃちょーは、高校時代バスケットボール部に所属していたこともあり、バスケットボールを題材にした動画も多く配信されています。こちらからぜひご覧ください。
【検証】バスケのゴールをめっちゃ大きくしたらプロに勝てる説。
今でも週に1回バスケをしているそうですね!レッグスルーもお手の物です。対戦相手はなんとベルテックス静岡の選手たちです。静岡県焼津市出身の増田啓介選手がはじめしゃちょーにマッチアップしています。
私が以前投稿したこちらのコラムもぜひご覧ください。
NBAの伝説の選手3人と3on3してみた
こちらの動画ではなんと、つい先日、58歳の若さで逝去されたNBAレジェンド、ディケンベ・ムトンボ選手が出演されています。ティム・ハーダウェイ選手、リチャード・ハミルトン選手と名だたるNBAレジェンドの姿も・・・
【検証】バスケのシュートは何mの高さまで入るの?
この企画では、撮影当時、川崎ブレイブ・サンダースに所属していた藤井祐眞選手が出演。バスケットボール経験者やバスケ事業者ですら思いつかないような面白ネタを発信されています。
なぜ、はじめしゃちょーは面白いのか?
はじめしゃちょーは、なぜ面白いのか?ファンが多いのか?
以下は、個人的な見解にはなってしまいますが「5つの要素」でまとめました。失礼にあたる部分もありますが、ご容赦ください。
親しみやすいキャラ設定
どこにでもいそうな若者風、髪の毛がぼさぼさの時もあったり、茶髪だったり。画面のすぐそこで、大学時代の友人が楽しそうに動画を撮影して遊んでるところを観てる感覚になれるような親近感。そんな親しみやすいキャラ設定をされている感じがします。
イケメン?フツメン?の間くらいのちょうど良い風貌
顔面の話になってしまいますが、はじめしゃちょーの顔は、イケメン・・・とはっきり言えるわけでもなく、フツメン・・・と言ったら失礼になるくらいちょうど良いお顔立ち(あくまで個人の感想です)で、巷のメンズからは嫉まれないけど、女性ファンは多そうな、ちょうど良い風貌なのです。身長が186センチというのは高得点すぎますが、総合してみた時に男女共に好感を得やすいタイプだと思います。
感情を表に出す際に見える陰キャ感
バスケネタの時などもそうですが、リアクションの時の声や表情、仕草がやや陰キャ寄りの感じが出ている部分があります。(あくまで個人の感想です)
極端に言えば、アンガールズ田中っぽく見える瞬間もあります。世の中の”自称陽キャ視聴者”の人たちがはじめしゃちょーにマウントをとって良い気分になれるということも含め、好感を得やすいのだと考えらえます。
軽快なテンポでのトークと、編集で描く絶妙な間の取り方
とにかく軽快なテンポでのトーク。編集の力はもちろんあると思いますが、笑いを誘う時の間の取り方も、芸人レベルまではいかなくとも、そこに素人感は無く、視聴者側として特に嫌な気分になることなく、たまにクスっと笑いながら観れる感覚があります。観ていて疲れたり、イライラすることがほとんどありません。
誰もやらない、やれないネタ
ネタ作り、台本作り、誰もやらない、誰もやれない内容を観れるのははじめしゃちょーのYouTubeチャンネルの強みだと思います。思いつきそうだけど、ぶっ飛んでて思いつかない。過去にありそうで、無い。そんなネタを考えつづけていることがプロフェッショナルなのだと思います。
まとめ
YouTuberはじめしゃちょーのバスケネタ動画をご紹介させていただきました。もちろん、こちら以外にもバスケネタ動画は配信されているので詳しくはYouTubeチャンネルからご視聴ください。
はじめしゃちょーがバスケネタをおもしろおかしく配信してくれることで、バスケの楽しさ、面白さが多くの人へ届き、今よりもっとバスケ人気が高まってくれると信じています。